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いよいよ北近畿豊岡自動車道が11月24日15時に八鹿・氷ノ山ICまで延伸します(^_^)v 延伸部分はこちらから 今まで、朝来ICまででしたが、城崎にお越しになるのに、そのまま、八鹿まで行けちゃいます^^ 10分程の短縮になります。 スキーシーズンは、混み合っていた国道9号の渋滞が緩和されて、いいかも? 城崎温泉へお越しの際には、そんなに、近くなった感じはしないかも知れませんが、 R312の和田山の一本柳交差点が混み合いますので、 渋滞のストレスがなくなっていいと思います。 この北近畿自動車道は、H18年の7月22日だったかな? 最初の春日~朝来間が開通しましたが、思い出の道路です^^ 実は、先代社長が大阪の病院に癌の化学療法に通う際に、 現在の北近畿自動車道の下道を通って、舞鶴若狭道の春日ICに入っていました。 H16年の丁度離れ『里山の四季』の改装に入った頃に見つかった先代社長の癌。 ステージが大分進んでいるので、難しいかも? とかかりつけ医に言われたのですが、 たまたま大阪事務所の近所の阪大系の病院に頼み込んで、 手術して頂き、大変良くして頂き、1年間ほどは、 白山に戻って平穏に過ごせました。 その後、再発し、抗がん治療を受ける為、城崎から大阪へ、 通院治療に通っていました。 城崎大阪間は、北近畿道もなかったので、車で3時間30分位かかり、 H17年頃、北近畿道の工事を眺めながら、この道路ができたら もっと、楽に大阪に行けるね~と話ながらの通院治療でした。 大阪の病院の先生たちには、本当によくして頂いたのですが、 H18年の冬に最後の城崎の雪を見てから、大阪の病院に入院し、 「今年が最後の桜です。しっかり見せてあげてね」 と先生に言われて、外出許可を頂いて、桜を見に行き、 明石大橋を渡って、美しい瀬戸内海を眺め、徳島でうどんを 食べたのが、最後の外出になりました。 楽しかったようで、死ぬまでに一度渡りたいと言っていた 明石海峡と優しい瀬戸内の景色が天国へのお土産話になりました。 亡くなった7月19日は、城崎は大雨だったのですが、待っていたかのように、 その後天候が回復して、その日のうちに帰りたがっていた城崎に 帰ることができました。 舞鶴道の春日ICには、「祝7月22日北近畿自動車道開通」の文字が踊っていました。 この道路が開通したら便利になるね~と言っていた日までには、 間に合いませんでした。。。 最後を見取って頂いた部長先生が、先代社長に向かって 「本当によく頑張ったね~。偉かったね~」と子供に声をかけるように ねぎらって下さったのが印象的でした。 偶然にも担当のお医者さんは、お祖父様が城崎でかつて産婦人科を 開業されていたとかで、思い入れもあったのか、私の方が 「社長、闘病生活から抜けて、やっと楽になり、城崎に帰れます。」 と結構、さばさばしているのに、 先生の方が思わず泣きそうになっておられ、温かい先生の人柄が偲ばれました。 葬儀の日は、城崎夢花火の初日。 社長は、大好きな城崎に帰って、空の上から花火を見てるね~と 従業員達と話していました。 その2日後に開通した北近畿自動車道を車で通るたび、 便利になるね~と言っていた社長が隣の助手席にいるような感覚に襲われます。 24日にもっと延伸して、もっと便利になるね~と喜んでいる 先代社長の声が聞こえるような気がしています^^ 先代社長も、自分の死後、お宿は6宿も増えた白山グループを見て、 どう思っているのでしょうかね~。 無茶しよる^^と思っているかもしれませんね。 なんせ、今年は、朝来市の竹田にまでお宿ができたのですから^^ 働くばかりでどこにも行かず商売一筋だった社長。 入院中も「今日はお客様あるの?」ばかり聞いていた社長。 毎日「今日も満室だよ♪」と答えていましたヽ(^。^)ノ そうなるように、頑張ります^^ 館主 お宿 白山グループ公式サイト
by oyado-hakusan
| 2012-11-23 03:02
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